食コラム
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冷凍保存で【トマト】の魅力を再発見♪野菜を冷凍して楽しもう!

1年中店頭に並び、お料理やお弁当の彩りとして私たちの食生活に欠かせない存在のトマト。旬の時期にたくさんのトマトを使い切れなかったり、調理法に困った経験はありませんか?

食卓に彩りを添え、そのまま美味しく食べることができるのはトマトの魅力の1つでもありますが、「冷凍」という保存方法で、彩りだけではない新たなトマトの魅力を見つけてみてはいかがでしょうか。

食材の美味しさを保つための冷凍保存の基本、トマトの冷凍方法と使い方をご紹介します。
1年中店頭に並び、お料理やお弁当の彩りとして私たちの食生活に欠かせない存在のトマト。旬の時期にたくさんのトマトを使い切れなかったり、調理法に困った経験はありませんか?

食卓に彩りを添え、そのまま美味しく食べることができるのはトマトの魅力の1つでもありますが、「冷凍」という保存方法で、彩りだけではない新たなトマトの魅力を見つけてみてはいかがでしょうか。

食材の美味しさを保つための冷凍保存の基本、トマトの冷凍方法と使い方をご紹介します。

野菜を冷凍しよう「トマト」

  • 「冷凍」の基本

    冷凍保存することは、日持ちさせるためだけではなく、実はたくさんのメリットを生み出します。
    日持ちさせるほかにも、酸化を防ぐ、栄養価の減少が緩やかになる、味が染み込みやすくなる、調理時間の短縮になる、うま味が増加するなど、嬉しいメリットがたくさんあります。
    また、食材によっては栄養価が上がることもある優れた保存方法です。

    とはいえ、ただ単に冷凍するだけでは十分に美味しさを保つことはできません。
    野菜に限らず、肉、魚介類など様々な食品を冷凍保存する時は、正しい冷凍の仕方で美味しさを保ち、最後まで使い切れるようにしましょう。

  • 正しく「冷凍」をするための4つの基本ルール

    ①鮮度のよい状態で冷凍する
    食材は買ってきたその日にのうちに、新鮮なまま冷凍するのが基本です。
    「余ったから冷凍する」のではなく、あらかじめ使わない量を考えて、使わない分だけを冷凍します。

    ②空気とはできるだけ遮断する
    冷凍庫内はとても乾燥しているため、ラップをしてから、または直接、保存袋やタッパーに入れ、空気にできるだけ触れないようにします。
    ラップに包んで、さらに保存袋に入れるのがベスト。

    ③できるだけ速く冷やす
    冷凍は、急速凍結が原則。ゆっくり凍らせると食材の水分が大きな粒子となって細胞を破壊し、味が落ちてしまいます。食材を薄く平らに広げて冷凍することで、均一に素早く凍らせることができます。

    ④カットサイズはそろえる
    冷凍する食材はなるべく同じ大きさにそろえておくことで、均一にムラなく冷凍されます。さらに調理するときも、同じ大きさにそろえておくことで加熱ムラを防ぐことができます。

    (出典:もっとおいしくなる超・冷凍術/洋泉社/西川剛史著)


    ★Point!
    正しい方法で冷凍保存をしても、栄養価や風味は少しずつ減少してしまいます。美味しくいただくためにも冷凍保存したものは基本的に1か月を目安に使い切りましょう。
    ※肉、魚、牛乳、玉子など鮮度が落ちやすいものは、2~3週間以内に使い切るとよいでしょう。

  • トマトの冷凍方法と簡単な使い方

    トマトは冷凍することで、うま味成分のグルタミン酸が増加し美味しくなると言われています。更に、油と一緒に加熱をすればトマトの栄養を最大限に活かすことができるので、様々な調理法を試してみるのも楽しいですね。

    【冷凍の方法】
    大きいトマトは生のまま丸ごとラップで茶巾包みにして保存袋に入れ、ミニトマトはそのまま保存袋に入れて冷凍しましょう。
    どちらの場合も、水洗いをしてヘタを取り、水分をよく拭き取りましょう。
    ダイスカットにしたものを冷凍する場合は、保存袋に入れ平らにしてから冷凍しましょう。

    【使い方】
    生では面倒な皮むきも、冷凍して水をかければあっという間に皮むきができます。
    大きいトマトはそのまま煮込み料理や炊き込みごはんに入れるだけで、うま味をたっぷり加えることができます。
    凍ったまますりおろして、麺類にかけたり、シャーベットにも使えます。

    また、すりおろしたものを加熱すれば、あっという間に濃厚なソースができます。
    ミニトマトは、皮をむいて半解凍のままマリネやデザートにするとひんやりオシャレな1品に変身します。
    加熱しない場合は、完全に解凍するよりも半解凍の方が食感を楽しめますよ。

    ダイスカットにしたトマトは、そのままスープやソースに使えます。
    冷凍すると繊維が崩れるので、簡単にうま味のあるソース作りができます。

    ※加熱してソースにしてから冷凍するのもおすすめです。オリーブオイルと塩を適量加え、とろみがつくまで弱火でじっくり煮詰めて冷まします。薄く平らにして冷凍保存しておけば、使う分だけ割ることができるので便利です。

  • トマトの栄養の豆知識

    近年、トマトの栄養成分の中でも特に注目されている「リコピン」。
    リコピンとは、赤色やオレンジ色の色素成分でカロテノイドの一種です。

    抗酸化作用は、β-カロテンの約2倍、ビタミンEの約100倍あると言われ、熱に強く油に溶けやすい性質があります。
    リコピンは、オリーブオイルなどの油と一緒に加熱調理をすると生食の4倍ほどのリコピンを吸収できるとも言われています。

    トマトが赤く熟すとリコピンとうま味成分のグルタミン酸が増加するので、良く熟したものを美味しくいただきたいですね。

  • 「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われるほど、栄養にも注目が集まるトマト。
    冷凍することで、うま味がアップした冷凍トマトは「だし」のような役割も果たし、どんなお料理にも万能に使うことができます。
    様々なメリットを生み出す「冷凍」は、忙しい現代人にぴったりの保存方法ではないでしょうか。

    トマトを購入したら、まずはフレッシュな味わいを堪能し、使わない分はあらかじめ冷凍しておきましょう。
    正しい方法で「冷凍」をして、様々なお料理をお楽しみください!

「冷凍トマト」の簡単レシピ

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    忙しい朝には、スープやお味噌汁に冷凍ミニトマトやカットしたトマトをそのままポンっと入れるだけ。
    冷凍したトマトソースは、使う分だけ温めればトーストやオムレツにも簡単に使えます。
    朝だけではなく、どんなシーンでも美味しく簡単に使える冷凍トマトをどんどん活用してみましょう。いつのもの煮物や炒め物に加えるだけで風味もうま味もアップします!

  • string(6) "なし"

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    ・レシピ①
    <うま味たっぷり!冷凍トマトとキャベツのオイル蒸し>

    ■材料/2人分
    冷凍トマト 200g
    キャベツ 200g
    玉ネギ  50g
    ベーコン 2枚

    塩、コショウ 適量
    オリーブオイル 大さじ2

    ■作り方
    ①冷凍トマトは水をかけて皮をむく。大きいトマトは、包丁が入る硬さになったら十字に切り込みを入れるか半分にカットすると、火の通りが早くなります。
    ②キャベツはざく切り、タマネギは1㎝幅のくし切り、ベーコンは、3㎝幅にカットにする。
    ③厚手の鍋にキャベツ、タマネギ、ベーコン、を交互に重ね、途中数回に分け塩こしょうを少々振る。中央に冷凍トマトを置き、オリーブオイルを回しかけ、蓋をして弱火でじっくり蒸す。
    ④途中、トマトをつぶしてざっくり混ぜて、トマトがトロっとするまで弱火で加熱する。
    ⑤器に盛り付け、出来上がり。

    ※冷凍トマトやその他の野菜は、お好みの量で構いません。調理後、鍋に残ったうま味たっぷりの蒸し汁も残さず美味しく召し上がってくださいね。

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    ・レシピ②
    <ひんやりさわやか♪超簡単!トマトのデザート3選>

    【シャーベット】
    丸ごと冷凍トマトの皮をむきすりおろし、はちみつをかける。
    はちみつが徐々に固まるので食感も楽しく、スペアミントとの相性もバッチリ!
    ※お食事中のシャーベットには、塩とオリーブオイルを混ぜればお口直しにぴったりです。

    【ひとくちデザート】
    冷凍ミニトマトの皮をむき、はちみつをかける。
    簡単でさっぱりいただけるおすすめデザート。半解凍で食べるのがおすすめ。
    ※お食事中に使う時は、マリネ液をかければ、ひんやりオシャレな1品になります。

    【アイスクリーム】
    冷凍トマトソースを砕いて、バニラアイスとざっくり混ぜる。
    濃厚なバニラにサクッとしたトマトソースがさわやかで、後味さっぱりのデザートになります。

written by 小市 亜紀子

チョクバイ!オフィシャルサポーター
野菜ソムリエプロ/冷凍生活アドバイザー/ 食生活アドバイザー2級/栄養士/調理師

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