食コラム
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世界が注目する奇跡の野菜「ビーツ」いつもの料理がワンランクアップ♪

ボルシチに欠かせない野菜として知られる「ビーツ」。
「食べる輸血」や「奇跡の野菜」とも言われ、美や健康に関心が高い方からも とても注目されています。
様々な栄養を摂れるだけではなく、食卓に鮮やかな彩りを添えてくれる真っ赤な根菜「ビーツ」の特徴や下処理方法などをご紹介します。
ボルシチに欠かせない野菜として知られる「ビーツ」。
「食べる輸血」や「奇跡の野菜」とも言われ、美や健康に関心が高い方からも とても注目されています。
様々な栄養を摂れるだけではなく、食卓に鮮やかな彩りを添えてくれる真っ赤な根菜「ビーツ」の特徴や下処理方法などをご紹介します。

ビーツの楽しみ方

  • ビーツってどんな野菜?

    原産は、地中海沿岸。別名「テーブルビート」「ビートルート」「ガーデンビート」など。
    「火焔菜(かえんさい)」という和名も持ち、日本へは江戸時代に導入された古くからある野菜です。

    ビーツは主に根の部分を食べる野菜で、輪切りにすると年輪のような模様になっています。赤紫色をしたカブのような姿ですが、ほうれん草と同じアカザ科に属しています。ショ糖を多く含んでいるのでとても甘味のある野菜と言えるでしょう。
    若い葉は「デトロイト」と呼ばれ、ベビーリーフミックスの一種として使われています。

    ビーツと言えば、日本ではボルシチに使う野菜というイメージが強いですが、ヨーロッパやアメリカなどの諸外国では幅広い調理法で日常的に使われています。

  • 種類

    一般的に知られている中身が赤紫色をしたビーツの他にも、黄色やオレンジ色、ピンク色と白色のうずまき柄のビーツも出回っています。
    ビーツの色は、赤紫色の色素「ベタシアニン」と黄色の色素「ベタキサンチン」によるもので、この色素のバランスにより赤紫色や黄色、オレンジ色になると言われています。

  • 旬と産地

    ビーツの旬は、6月~7月と11月~12月の年2回。
    主要産地は、熊本県、長野県、茨城県、北海道など。近年、多くの地域でも栽培されるようになってきました。
    オランダ、オーストラリア、ニュージーランドからの輸入品は、ほぼ通年出回っています。

    水煮のビーツは、真空パックや缶詰の商品としてスーパーなどで手に入ります。

  • 見分け方と保存方法

    *見分け方
    大きすぎず直径7~8cmくらいのもので、皮の表面がデコボコしていないもの。しっかりと硬さと重みがあり、茎のつけ根の皮がむけていないものを選びましょう。
    葉付きの物は、葉がみずみずしくピンとしているものを選びたいですね。

    *保存方法
    根だけのものはポリ袋に入れ冷蔵保存。葉付きの物は、根と切り離してからポリ袋に入れ別々に冷蔵保存しましょう。
    冷凍保存する場合は、下処理後カットしてから冷凍すると便利です。

  • 栄養

    ビーツには、カリウムや葉酸が多く含まれていて、ポリフェノールの一種である色素成分には強い抗酸化作用があると言われています。
    ビーツの成分が、NO(一酸化窒素)の生成を促進するとも言われ、注目を集めています。
    ビーツの葉には、鉄分やビタミンなども豊富に含まれています。

  • 下処理の仕方

    ビーツの下処理は、茹でる方法とローストする方法の2通りあります。

    茹でる場合は、たっぷりの水に酢と塩を少々加え、水洗いしたビーツを皮ごと入れ沸騰後フタをして弱火で30~40分程茹でます。皮をむいてから茹でると、きれいな色が流失してしまうので、皮はむかずに茹でるとよいでしょう。
    茹でたビーツに水をかけて簡単に皮がむければ、ほぼ中まで火が通っています。粗熱を取り、必要な大きさにカットして使いましょう。

    ローストする場合は、皮ごとアルミホイルに包み180℃のオーブンで40分程、竹串が刺さるくらいまで焼きます。
    下処理をしたビーツを扱う時は、手やまな板に色が付きやすいので注意しましょう。

  • 使い方

    ビーツは、基本的に下処理をしてから使います。サラダやスムージー、スープ以外にも、ジャムやペースト、パスタやリゾットにしても彩りを楽しめます。
    葉や茎も美味しく食べることができるので、調理方法を工夫して余すことなくいただきたいですね。

    ビーツを生で食べる場合は、薄くスライスすると食べやすくなります。
    また、ビーツ特有の土の香りは、下処理をすれば和らぎます。お酢やレモンなどの酸性の調味料を使えばさらに効果的です。

  • 近年、世界的に注目度の高い「ビーツ」。下処理に時間はかかりますが、鮮やかな彩りでちょっとオシャレな食卓になるうえに、栄養も摂れる優れた野菜です。
    いつものお料理を「ビーツ」でワンランクアップさせてみてはいかがでしょうか。

ビーツを使った簡単レシピ

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    *甘みとうま味たっぷり!ビーツとトマトのサラダピザ

    ■材料/2人分
    ピザ生地(20㎝位)  1枚
    -ピザソース-
    下茹で済みビーツ   30g
    トマトソース     30g

    -トッピング用-
    ベビーリーフ     20g
    下茹で済みビーツ   25g
    ミニトマト      3個
    生ハム        20g
    シュレッドチーズ   30g
    粉チーズ       適量

    -ドレッシング-
    オリーブオイル   大さじ1/2
    リンゴ酢      大さじ1/2

    ■作り方
    ①下茹でしたビーツとトマトソースをブレンダーでペースト状にする。
    ②トッピング用に、下茹で済みビーツを1㎝のダイスカットにし、ミニトマトは1/4カット、ベビーリーフは水洗いしてよく水分を切っておく。
    ③ピザ生地に、オリーブオイル(分量外)を適量ぬり、塩(分量外)を軽くふり、①のビーツペーストを塗り広げる。シュレッドチーズを全体に散らしたら、トースターなどでチーズがプクプクするまで焼く。
    ④取り出したピザに、②のベビーリーフ、ビーツ、トマトと生ハムをトッピングする。
    ⑤粉チーズをかけたら出来上がり。
    ※ドレッシングをかけても美味しく召し上がれます。

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    *ポタージュにすると鮮やかなピンク色に!

    下処理したビーツと加熱したジャガイモ、牛乳、塩をブレンダーで混ぜるだけ。
    ビーツの甘みが心地よく、一気に食卓が明るくなります!

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    --------------------------------------------------------------
    *茎と葉っぱも残さず食べよう!

    下茹でをしてから細かくカットして、ごま油と醤油で炒めるだけ。
    ほんのりとビーツの香りがする色鮮やかなふりかけができます。ごはんに混ぜればかわいらしいおにぎりにも♪

written by 小市 亜紀子

チョクバイ!オフィシャルサポーター
野菜ソムリエプロ/冷凍生活アドバイザー/ 食生活アドバイザー2級/栄養士/調理師

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