食コラム
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日本の夏の風物詩「スイカ」シャリシャリ感がたまらないっ!

海や川、プール遊びにバーべキュー、スイカ割りなど、夏のイベントにはスイカが欠かせませんね。
大人も子供も、スイカを食べればみんなニコニコ 笑顔に!汗をたくさんかいたときでもスイカを食べれば、すうーっと汗も引いていくのではないでしょうか?
今年の夏も楽しい思い出作りのお伴に。スイカをお忘れなく・・・。
海や川、プール遊びにバーべキュー、スイカ割りなど、夏のイベントにはスイカが欠かせませんね。
大人も子供も、スイカを食べればみんなニコニコ 笑顔に!汗をたくさんかいたときでもスイカを食べれば、すうーっと汗も引いていくのではないでしょうか?
今年の夏も楽しい思い出作りのお伴に。スイカをお忘れなく・・・。

スイカの楽しみ方

  • 種類も豊富なスイカ

    スイカは、アフリカ中部から南西部あたりが原産地とされ、日本には16世紀ごろに中近東を経て中国を経由して渡ってきたとされています。
    西から来た瓜ということから「西瓜」という字があてられたそうです。

    スイカの種類はたくさんあり、おなじみの皮が緑色で果肉が赤いものから、果肉が黄色いもの、皮が黄色で果肉が赤いもの、皮が黒っぽくて縞のないもの。種を気にせずにいただける、種なしのものまで。

    形も大玉、小玉、そしてマダーボールと呼ばれる、ラグビーボールのような形、最近では主に鑑賞用として栽培されている四角いスイカもあります。
    「今日は、どんなスイカを食べよう?」と、スイカ選びも楽しくなりそうですね。

    ※写真 黄色小玉スイカ(左)、小玉スイカと大玉黒スイカ(右)

  • 全国すいか巡り

    一般的に、夏のはじめから終わりにかけて日本各地から出荷されるスイカ。
    スイカの名産地として知られている場所から、冬でも楽しめるスイカまで。探せばきっとたくさん見つかることでしょう。
    ここでは、そのいくつかをご紹介。お店や旅先で見つけたらぜひ、試してみてくださいね。

    ●北海道 でんすけスイカ
    北海道上川郡当麻町で主に栽培されているスイカ。皮が黒っぽくて外観がユニークなことから、誰にでも親しめる名前として付けられた「でんすけスイカ」。
    名前の由来は、当時、人気のあった喜劇俳優が演じた役名にあやかったものであるということと、水田転作の時代に稲の代わりにすいかを植え「田を助ける」という「田助」ところから名付けられたと言われています。
    今年6月の競りでは、過去最高の1玉75万円にもなったそうですよ。

    ●山形 尾花沢スイカ
    山形県尾花沢市で栽培されているスイカ。盆地の地形が昼夜の寒暖差を生み、昼間に蓄えられた養分が、夜間に低温になることで減ることが少ないことから、ジューシーでシャリシャリしたスイカが出来るそうです。

    ●富山県 入善ジャンボスイカ
    富山県入善町がその産地で、ラグビーボールのような形をしているのが特徴です。
    特筆すべきはその大きさで、30kgにもなるものもあるそう。黒部川からの清流と水はけのよい土地で栽培された入善ジャンボスイカは、厚めの皮とみずみずしい果肉、そしてサクッとした食感が魅力のスイカです。
    また、このスイカを出荷する際には、稲わらで編んだ「さん俵」に包まれて出荷されます。スイカに傷がつかないようにすることが目的ですが、「さん俵」で包むことで、高級感もありますよね。

    ●鳥取県 大栄スイカ
    鳥取県北栄町(旧大栄町)で栽培されているスイカ。一つの苗に一玉栽培され、大玉で皮も厚いのが特徴です。
    皮が厚いことで、スイカの鮮度と強度を保つ役割をしているのだそう。
    果肉の色はやや薄めですが、シャリシャリとしてジューシーな甘さが特徴のスイカです。
    関西地方では知る人ぞ知るスイカとも呼ばれているそうですよ。

    ●高知県 ルナピエナ
    イタリア語で「ルナ」が月、「ピエナ」が満ちる、という意味。
    高知県香南市夜須町で栽培されているルナピエナは、一般的なスイカが地を這うように栽培されているのに対して、ツルを立体的に誘引して育てられているのが特徴です。
    まるでスイカが宙に浮いているようなイメージでしょうか。こうすることで、スイカの葉や実が一日中、目の前に広がる太平洋からの光をまんべんなく受けられるのだそう。
    また、このスイカも一つの苗に一玉栽培されるので甘み、質ともに最高のスイカができるそうです。
    こちらの小玉スイカはハウス栽培されているので、冬でも楽しめることができるんですよ。

    ●熊本県 植木スイカ
    熊本県植木町で栽培されているスイカ。スイカの一大産地としても知られる熊本県の中でもこちらの植木町は最も栽培の歴史が古いとされています。
    こちらも盆地の地形が寒暖差を生み、皮近くの果肉まで甘くてシャリシャリ感があるのが特徴です。
    ハウス栽培されたスイカは、一般的なスイカよりも早い4月から収穫、出荷されます。

    ※写真 入善ジャンボスイカ(左)、ルナピエナの栽培イメージ(右)

  • 栄養

    天然のスポーツドリンク!
    スイカは、脱水症や熱中症などになりやすい夏場に最適な食べ物で、天然のスポーツドリンクとも言われています。
    他にも、疲労回復や、むくみの解消、お肌の美容にもよいなどと言われています。

  • 保存の仕方

    スイカは冷やしすぎると甘みやおいしさも半減!
    スイカを丸ごと買って来て、すぐに食べない場合には、風通しのよい涼しい場所に置いておきましょう。食べる2時間くらい前に冷やしていただくことがおすすめです。

    カットスイカを買った場合には、傷みが早いので、ぴっちりとラップをして冷蔵庫へ入れて早めにいただきましょう。

  • 選び方

    ・スイカは、収穫した時点で成長が止まり追熟はしません。そのため、買う際には甘いものを選びましょう(お店によっては糖度表示をしているところもあります)。一般的に甘いスイカと言われる糖度は12以上と言われています。
    ・模様がはっきりとしているもの
    ・ツルがついている場合には、ツルが緑色のもの。(枯れていたら、鮮度が落ちている場合があります)
    ・果皮にツヤがあるもの
    ・お尻のヘソが大きすぎず、小さすぎないもの(目安は5円玉の大きさくらい)

    ●カットスイカの場合
    ・種が黒々しているもの
    ・カット面がみずみずしいもの
    ・皮の白い部分と果肉の部分の境がはっきりとしているもの

  • 水が貴重な国でのスイカの役割 ~スイカのふるさとアフリカのお話~

    南部アフリカのカラハリ砂漠に住む、サン族という民族は、水のない場所に暮らしており、彼らの生活を支えているものこそが「ナン」と呼ばれる直径20センチほどの野生のスイカなんだそうです。
    野生のスイカは、私たちが知っている甘いスイカではなく、甘みのないもの。そのため、そのまま果汁を水がわりとして飲んだり、料理用の水として使ったり、さらには子供の体を洗うための水として利用しているといいます。
    所変われば、スイカは人々の生活を支える大切な存在なのですね。

皮も食べてみよう!スイカのレシピ

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    スイカは、がぶりとかじりつくのが醍醐味ですが、たまにはちょっと違う味わい方でスイカを楽しんでみませんか?
    そして、今まで捨ててしまっていた皮の部分。実は、めぐりをサポートすると言われているシトルリンが含まれていて、食べることができるのです。この皮の部分を使ったレシピもご紹介していきます。

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    --------------------------------------------------------------
    <レシピ1 スイカの紅白ゼリー>
    スイカのジュースとカルピスで、二色のゼリーにしました。

    (材料) 130ml プリンカップ4個分

    Aすいかジュース 200ml
     (ブロックにカットしたスイカをジューサーにかける。)
     粉ゼラチン 5g
     80度以上のお湯 50ml

    Bカルピス 200ml
     (原液を水で割り、濃いめに作る。)
     粉ゼラチン 5g
     80度以上のお湯 50ml

    飾り用のスイカ 適量

    (作り方)
    ① Aの粉ゼラチンを、分量のお湯でよく溶いて、スイカジュースに入れて冷水にあてながら、よく混ぜる。
    ② ①をプリンカップの半分まで注ぎ、冷蔵庫で冷やす。
    ③ ➁が固まったところで、Bの粉ゼラチンを①と同じようによく溶いて、カルピスに入れて冷水にあてながら、よく混ぜる。
    ④ ➁の上に③をゆっくり注ぎ入れて冷蔵庫で冷やす。
    ⑤ 出来上がったゼリーの上にさいの目に切った、飾り用のスイカをのせる。

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    --------------------------------------------------------------
    <レシピ2 リャンバンサンスー>

    (材料)
    人参 中くらいのサイズ2分の1本
    スイカの皮 100g (一番外側の皮を剥いておく)
    春雨 10g
    卵  2個
    炒り白ごま 小さじ2

    (たれの材料)
    酢 大さじ1
    醤油 小さじ2
    ラー油 小さじ1/2(辛さが苦手な方は控えめに)
    砂糖 小さじ1/2
    塩 少々

    (作り方)
    ① 人参とスイカの皮は千切りにし、其々に塩をして、水気を切っておく。
    ② 春雨は、茹でて戻し食べやすい長さに切る。
    ③ 卵をボールに割りほぐし、ひとつまみの砂糖を入れて、薄焼き卵を焼く。
    ④ ③で焼き上げた薄焼き卵を千切りにする。
    ⑤ たれの材料をボールに入れてよく混ぜる。
    ⑥ ⑤に①➁④を入れ、炒り白ごまも入れて、全体的に味がなじむように混ぜ合わせる。

written by 青柳 由美子

野菜ソムリエプロ/冷凍生活アドバイザー/食品衛生責任者

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