食コラム
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夏の野菜界のプリンス☆枝豆

枝豆シーズン到来!小さな子供からお年寄りまで幅広く愛されている枝豆。
一般的にはあまり知られていませんが、枝豆は大豆を未熟な状態で収穫したものです。
今回は、そんな枝豆の秘密に迫ります。
枝豆シーズン到来!小さな子供からお年寄りまで幅広く愛されている枝豆。
一般的にはあまり知られていませんが、枝豆は大豆を未熟な状態で収穫したものです。
今回は、そんな枝豆の秘密に迫ります。

枝豆の楽しみ方

  • 枝豆の歴史・名前の由来

    とても古く、平安時代中期の法令集「延喜式」に木大豆の記載があります。
    本当に、昔から親しまれている野菜ですね。
    名前の由来は、枝がついたままで売られていることが多かったため「枝豆」と呼ばれるようになったそうです。
    最初に枝豆の名がついたのは、「三河島枝豆」と言われています。(江戸東京野菜)

  • 枝豆の旬

    みなさんご存知のとおり、枝豆の旬は、ビールがおいしくなる季節の6月~9月頃です。(丹波など黒枝豆の旬は10月頃)

  • 枝豆の種類

    前出の通り、昔は大豆を若いうちからとって食べていた枝豆ですが、今では品種改良によって専用の品種がなんと400種類以上もあるそうです。

    種類は大きく三つに分けられます。
    ①「白毛豆 (青豆)」
    ②「茶豆」
    ③「黒豆」

    上記三つの有名な枝豆をご紹介します。

    【①白毛豆 (青豆)】
    ・毛豆(青森県津軽地方)
    豆は黒目青大豆の一種です。
    青大豆は完熟しても緑の豆で、ほとんど乾物での流通が主となっています。大粒で味が濃いのが特徴です。

    ・秘伝(山形県)
    山形で青豆と言えば「秘伝」と言われるぐらいの人気のある品種です。
    東北の在来種から選抜され、品種として登録されました。枝豆でも大豆でもひたし豆や、こだわりの秘伝豆腐、秘伝味噌などもあります。

    【②茶豆】
    ・だだちゃ豆(山形県庄内地方)
    茶豆の代表格。以前は、関東では青豆が多かったので、香りのよい、味の濃い だだちゃ豆は、お店ではあまり見かけませんでした。
    現在では、直売所やスーパーなどでも手に入りやすくなりました。

    ・黒崎茶豆(新潟県黒崎村 現新潟市)
    以前は村内のみで栽培されていましたが、現在では新潟を代表する枝豆です。
    茹で上げた時の特有の香りが特徴で、深い甘み・コクのある枝豆です。

    【③黒豆】
    ・丹波篠山(さきやま)黒枝豆(兵庫県篠山地方)
    6月に定植してから10月の収穫まで、手間暇かけて育った丹波の黒枝豆。おせち料理などに使用されることが多く「黒豆」に用いる品種を完熟前に収穫します。
    粒の色が黒みを帯び、深い味わいと食感。とても有名ですね。毎年解禁日は、丹波市のホームページなどにも掲載されます。

  • 枝豆の栄養・選び方・保存方法

    【栄養】
    β-カロテンやビタミンB1が多く含まれています。
    からだの細胞をつくる葉酸や、ビタミンCも多い。

    【選び方】
    これらを参考に選ぶとよいでしょう。
    ・さやがふっくらしていて、しっかり実が詰まっているもの。
    ・産毛が立っているもの。
    ・枝付きのものは茎が緑色のもの。

    【保存方法】
    ・保存する場合は、新聞紙かポリ袋で冷蔵庫に入れるとよいでしょう。
    ・冷凍する場合は固めに茹でる。食べる際は自然解凍がよいでしょう。

  • 枝豆を使ったおすすめレシピ

    茹でてそのまま食べるのも最高ですが、茶わん蒸し、焼き枝豆などにアレンジしても美味しくいただけます。

    ほかにも、ずんだ餅などの和菓子、ビシソワーズ等、調理も幅広い野菜です。

  • 枝豆の呉汁

    山形の郷土料理、枝豆をすりつぶして煮る「呉汁」のレシピをご紹介します。

    【枝豆の呉汁】
    4人分/調理時間15分

    ●材料 
    枝豆 120~150g
    茄子 1~2本
    人参 型抜き薄切りニンジン8枚
    だし汁 800cc
    麦みそ 60g(ほかの味噌でもOK)

    ●作り方
    ①生の枝豆をさやからだし、すり鉢などでつぶす
    (フードプロセッサーなども可)
    ②だし汁に、輪切りにした茄子と人参、つぶした枝豆をいれる。
    ③野菜が煮えたら、味噌をとき入れる。

    ★ポイント:つぶした枝豆以外に粒のままの枝豆が少し入ると美味しさが増します。
    (時間短縮の場合:茹で枝豆をすりつぶして使ってもよい。さやから出しやすいです)
    その他いんげん、きのこ類などを加えてもよいでしょう。

枝豆のおもしろ雑学

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    ・だだちゃ豆の“だだちゃ”とは、お父さんのこと。
    一家の主が大切に引き継いで守り育ててきた豆という事です。

    ・さやをわり、豆をよく見ると。横のほうに「すじ」を発見。さやにつながっている。
    豆に栄養分を送っている印ですね。(赤ちゃんのへその緒みたいですね)

    ・千葉県野田市のコミュニティバスは「豆バス」。屋根には、枝豆がついています。
    クラフト工作バスもダウンロードで作成できます。市役所のページはこちら

    ・野菜にも花言葉があるのをご存知でしょうか?
    豆は、“必ず訪れる幸福” “親睦”です。いくつもつらなってなる様子からきているそうです。
    余談ですが、夏野菜のトマトは“感謝”、きゅうりは”洒落“、さつまいもは“乙女の純情”です。


  • string(6) "なし"

    【畑の様子・湯あがり娘 真っ盛り】
    茶豆風の香りと甘み、味の濃い美味しい枝豆の品種「湯あがり娘」。
    名前も一度聞いたら忘れられないですね。
    4月中旬に植えたものが7月には、こんなに大きくなり収穫期を迎えます。

written by 平林 直子

チョクバイ!オフィシャルサポーター
野菜ソムリエプロ/糀マイスター

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