食コラム
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畑の恵み☆サトイモの親芋を食べてみよう!

サトイモはお好きですか?これからの時期、煮物などホカホカしたお料理で大活躍する野菜のひとつですね。東北では芋煮会があるほどサトイモは大人気です。

お店でよく目にしている「サトイモ」。特に表記はありませんが、実は子芋、孫芋が販売されているのです。子芋?孫芋?聞いたことがない!子や孫がいるなら親もいるの?と思われる方もいらっしゃることでしょう。そう、ちゃんと親芋が存在するのです。
今回はサトイモの「親芋」についてご紹介します。
サトイモはお好きですか?これからの時期、煮物などホカホカしたお料理で大活躍する野菜のひとつですね。東北では芋煮会があるほどサトイモは大人気です。

お店でよく目にしている「サトイモ」。特に表記はありませんが、実は子芋、孫芋が販売されているのです。子芋?孫芋?聞いたことがない!子や孫がいるなら親もいるの?と思われる方もいらっしゃることでしょう。そう、ちゃんと親芋が存在するのです。
今回はサトイモの「親芋」についてご紹介します。
  • サトイモを土から掘り起こそう

    葉と茎ごと抜いてみました。この茎の部分を「芋茎(ズイキ)」と呼びハスイモなど品種によっては、サトイモの茎だけを食用目的として育てています。
    この写真は子芋・孫芋を主として食べる「土垂(どだれ)」という種類。土垂は一般的に「サトイモ」として子芋・孫芋が店頭に並ぶことが多い品種です。

  • 太い茎の下に大きすぎるサトイモが見えますね。
    その周りによく見るサイズのサトイモ、さらにそのサトイモにくっついているサトイモが見えます。
    これが子芋にくっついている、孫芋です。

  • 根っこをとり、よく見たことあるサトイモの形にしました。太い茎の先にある大きなサトイモ、こちらが「親芋」です。

    (写真下)
    ・左側の茎に付いているものが親芋
    ・右側の真ん中にあるサトイモが子芋
    ・その子芋の両側にくっついて生えているものが孫芋です。

    分解すると、子芋も孫芋もわからなくなるので、そのまま大事に「サトイモ」として出荷されます。さて出荷されず残った親芋はどうなるのでしょうか?

  • 現状の親芋の扱い

    子供も孫も巣立って、ひと仕事終えた親芋さん。そのまま畑に取り残されます。用がなくなったからとポイ捨て?いえいえ、待ってください。親芋も美味しく食べることが出来ますよ。
    実際、スーパーの店頭で見かけることのない親芋。どのように手に入れれば良いのでしょうか?

  • 親芋の入手先

    実はサトイモの親芋を販売店から購入することは結構難しいのです。親芋がこのように捨てられてしまう理由は、いくつかあります。

    ・親芋の本体に行き着くまで、茎からの水分で周囲がぬるぬるして扱いにくいこと。
    ・味が一般的な子芋・孫芋のサトイモと少々違うこと。
    ・子芋・孫芋に比べて硬く、アクが強いこと。
    などが挙げられます。

    農家も子芋・孫芋のいわゆる「サトイモ」の出荷で一番忙しい時期です。親芋のお世話をしている余裕はないのかもしれませんね。
    しかし、親芋の美味しさを知っている直売所では「サトイモの親芋」として販売しています。また、収穫体験などでサトイモを掘る機会があったら、ぜひ親芋もお持ち帰りください。なかなか手に入れられない、畑の恵みです。

  • 親芋と子芋・孫芋比べ

    まずはしっかりと洗って根も取った状態です。
    左から親芋・真ん中が子芋。サイドについている丸いものが孫芋です。

  • 輪切りにしました。中央の子芋、右側の孫芋に比べて親芋は切った途端に褐変し始めました。アクの強さが伺い知れます。
    そして縦に切ってみると、親芋の方が中身が詰まっているように見えます。実際、包丁で切るときも子芋たちと比べて硬く感じます。

  • サトイモの親芋のお味は?

    個体差はありますが、子芋に比べて少々硬めです。味は八つ頭に似ています。お正月に頂くことの多い八つ頭は親芋を食べる品種です。
    同じ親芋仲間だからでしょうか?一般的な里芋と八つ頭の中間の味と食感という表現が近いように思われます。

  • いかがでしたでしょうか?サトイモの親芋という言葉から初めて聞いた方も多いかと思います。ぜひ、子育てを終えた親芋を一度召し上がってみてください。
    ちなみに、この親芋。逆さに植えて、来年の種芋にすることも出来ます。サトイモの親芋の底力には頭が下がる思いですね。

サトイモの親芋 おすすめレシピ

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    中間の味というと好みが分かれるところでもありますがせっかくですので、その食感を生かしたレシピをご紹介します。

    『サトイモの親芋小判サクサク揚げ』

    <材料>
    サトイモの親芋 1個
    にんじん 小1/2本
    片栗粉 大さじ2
    めんつゆ 小さじ1/2
    揚げ油 適量

    <作り方>
    ① サトイモの親芋とにんじんを蒸して(里芋の親芋は20分位)竹串で火が通るくらいになったら取り出し、皮をむく。里芋の親芋の1/3は5mm角に、2/3は粗くマッシャーで潰す。にんじんは粗みじん切りにする。
    ② ①をボウルに入れ、めんつゆで味をつけ、片栗粉を混ぜる。手にオイルをつけて小判形にして周りにうっすらと片栗粉(分量外)を刷毛ではたく。
    ③ 170℃の油できつね色になるまで揚げる。お皿に盛り付けてレモンや抹茶塩などを添える。生姜醤油で頂くのもオススメです。

    <ポイント>
    ・里芋の親芋もにんじんも中に火が通れば良いので、ラップをしてレンジで加熱すると簡単に出来ます。
    ・親芋は子芋に比べて少々硬めなので、食感を残すために角切りを入れていますが、面倒な方はフードプロセッサーでマッシュ状にしても良いでしょう。

written by 橋場 朋美

チョクバイ!オフィシャルサポーター
野菜ソムリエプロ/フードコーディネーター/裏千家茶道助教授/JBAバリスタ/日本サンドイッチ協会公認ケーキイッチインストラクター/和ハーブアドバイザー/冷凍生活アドバイザー/小原流いけばな教授/着付け講師/食品衛生責任者 他

季節のおもてなし料理教室「Atelier Platine」主宰

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