特集企画 Special Issue 特集企画 Special Issue
#31

ひとつひとつの実をみて丁寧に育てる。 日本ならではの農業を続けていきたい。

藍川園芸|千葉県流山市
藍川英樹 さん

もともとは藍川園芸はユリ農家でした。現在はイチゴ、トマト、ワケネギを生産しています。
流山で代々農家をしていて、継ぐんだろうなという意識はずっとありました。
迷いが全くなかったわけではありませんが、家族が経営している様子もずっと見ていて、自分にもあっているんじゃないかと思っていたんです。

作り方などは、先代の父から教わっており、3年ほど前からは運営全体を任されるようになりました。
毎日一生懸命作業をやりながらも、味をのせる方法など年々試行錯誤をしています。

オランダのトマト農場で感じた、ダイナミックさと日本のトマトの美味しさ

農業大学校を卒業したあと、オランダへ1年留学しました。
そこで見たのが、大規模なトマト農場です。機械化されていて、規模が全然違いました。
流石にいきなりオランダの規模の設備投資は難しかったですが、そのダイナミックな農場を見て学ぶ点が多くありました。
今トマトを栽培するときも、15段を目指しています。(注釈:通常は10段弱ほどです)

また、同時に感じたのは「日本のトマトは美味しい」ということです。
オランダでは基本的にはトマトを生食にする文化はなく、煮込んだり加工したりすることがメインです。あちらではトマトが5個ついた房の状態で売ってあります。
日本ならではの、ひとつひとつの実を見る細やかな育て方を続けていきたいなと感じました。

完熟を届けられ声が直接聞ける、直売へのこだわり

直売は10年ほど前から始めました。直売所では、お客さんの声が直接聞けるのがやりがいになっています。
「美味しかった」と言ってまた来てくれるのが本当に嬉しいです。

また、一番美味しい完熟の状態まで、イチゴやトマトを育てられるということも直売のいい点ですね。いい味がのって、喜んで購入いただけるときに達成感も感じます。

自分が作ったお米の籾殻で堆肥をつくる

イチゴ、トマト、ワケネギとも、土作りにこだわっています。

堆肥は自分が作ったお米の籾殻を使っています。
作り方など細かい部分にも目が行き届くので、安心できるものを届けられると思っています。
買ったりするわけではないので土を作るのにだいたい4~5ヶ月はかかってしまいますが、温度管理などに気をつけながら土づくりをしています。

バランスよく完熟させて美味しいイチゴやトマトを作る

トマトはしっかり光合成させて、甘味を実に蓄えさせるようにしています。
水を切ってストレスをかけて糖度を高くする…ということはしていないです。
甘みだけでなく、バランスがいいトマトを作りたいと思っています。

またこれはトマトにもイチゴにも共通しますが、ギリギリまで育てて完熟させてから収穫するようにしています。
完熟での美味しさは、直売でないと味わえません。

しっかり品質の良いものを育てて、届けられるようにしていきたい

今後はしっかり品質を高めることに注力していきたいと思っています。
品物を大きく変えるということはあまり考えていません。
これからも、いいものを沢山の方に届けら得れるようにしていきたいですね!

住所   
千葉県流山市前ヶ崎526
電話番号 
0424590483
営業期間 
12月中旬〜7月頃
営業時間 
09:00~17:00
備考   
【取引先】
・新鮮食味
・農家生活研究会 朝市部会 ふれあい朝市(東葛病院前)
written by 田山由紀

筑波大学卒業後、営業・顧客サポートに携わる。
現在は、株式会社ファーマーズ・ガイドにてライター/カスタマーサクセスとして地元流山をメインに活動中。
「子どもには美味しい野菜を食べてほしい」という思いから、野菜の作り手に興味を持ち、チョクバイならではの新鮮さ、関わる人の温かみがあることに感動する。
地元野菜の美味しさに改めて気づき、朝市・直売所めぐりが今では趣味になっている。プライベートでは2児の母。

公式SNSにて最新情報をチェックできます!

facebook Twitter instagram