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#11

結婚のタイミングで農家に転身 千葉県一の観光農園をめざす

千葉県松戸市
ブルーベリーファーム新松戸/おばたファーム
小幡祐亮 さん

祖母の家は江戸時代から続く野菜農家ですが、後継者がいなかった為、大学卒業後に金融機関やIT系企業で約10年のサラリーマン生活を経て就農しました。
農業が祖母や親の世代だけではだんだん手が回らなくなってきたことや、ちょうど結婚するタイミングでもあったので決断しました。今年で就農5年目になります。

就農と同時に新しいことにチャレンジ

まず私が手掛けたことは、もともとやっていた野菜の栽培と並行しながら運営・管理ができるブルーベリー畑を作ること。長年、放棄地になっていた畑にブルーベリーの木を植えて栽培を始めました。
ブルーベリーを栽培した理由は、完熟ブルーベリーの美味しさをたくさんの人に知ってもらいたかった事と、これからは収穫体験をしたいお客さんが増えるだろうと思ったからです。
また、ブルーベリー畑の入口には、1年を通して季節の野菜やお米を販売できる直売所もオープンしました。

1年目の困難を乗り越えて

はじめて1年目は大変でした。ブルーベリーは最初の土づくりが肝心なのですが、そこがうまくいかず、1年目に植えた木を翌年に全て植え替えることに。ブルーベリー畑の土は水はけが良いことと、土壌が酸性であることが重要で、その二つの要素が足りなかったことに気づいたのです。
土壌を改良し、畑の水はけを改善するために土を盛り上げるという工夫をしたところ、2年目に植え替えた苗木は順調に生育し、その後お客様を呼べる農園になりました!

少量多品種を栽培し売り方にも工夫を

現在、おばたファームでは、年間50品種以上の野菜とお米を作っています。以前は 夏は枝豆、冬はほうれん草と小松菜のみを栽培し、これらを市場に出荷していました。
しかし、市場出荷だけでは市場価格が値崩れすることが多く、収入が不安定になることが多かったので、少量多品種の栽培で直売していく方向に切り替えました。

最大の魅力は鮮度

直売所で販売する最大の魅力は、鮮度のよいものを買いやすい価格で提供できること。価格設定に留意しながら、採れたての野菜を直売所に並べています。
収穫してからお客様が口にするまでの時間がどれだけ短いか、そこは特にこだわっていますね。

千葉県で一番をめざします!

ブルーベリーの収穫体験は6月~8月がシーズン。年々お客様も増え、近隣だけでなく東京都内や埼玉県からもたくさんの方に来園いただいています。家族連れでリピーターの方も多くいらっしゃるので、うれしい限りです。
うちのブルーベリーは糖度が高いのでお客様から「酸味が少なく甘くておいしい♪」という声をいただきますよ。
オフシーズンは冷凍ブルーベリーも販売しているので、年間を通してブルーベリーが購入できます。ブルーベリーとあわせて季節の野菜を購入できる所もお客様から喜ばれているところです。

この春、我が家に子供が生まれ家族が増えたので、仕事にもより一層力が入りますね。
目標は、千葉県で一番有名なブルーベリーファームと直売所にすること。
おいしいものを作り続け、PR担当の妻とともに、より一層おばたファームを盛り上げていきます!

住所   
千葉県松戸市七右衛門新田505
電話番号 
09034527215
営業期間 
通年(ブルーベリーファーム新松戸:6月~8月)
営業時間 
9:00~17:00
休業   
不定休(天候が悪いと休みの可能性あり)
備考   
スーパーインショップへの出荷:マックスバリュ 新松戸店
written by 中村麻子

千葉県在住。前職はメーカーや人材会社でマーケティング、プロモーション部門の仕事に従事。
2011年からフリーランスに転向。webマーケティング、webディレクション、webライティングなどを手がける。
2017年、知人の農業を手伝ったことがきっかけで農業の魅力に取りつかれる。
自分の経験を活かして無限の可能性のある農業のお手伝いをしていきたい。

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