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#10

会社員を経て未経験から梨農園のオーナーに

ヨスケ園|千葉県鎌ケ谷市
皆川行夫 さん

私の妻の家は約80年続く梨農家です。私は元々会社勤めをしており、結婚して婿になりましたが、しばらくは会社員を続けていました。
将来的には自分が継ごうと思っていたものの、義父母が元気なうちは義親に農園を任せていました。会社員として約15年勤めた後、33歳で就農。私が3代目になります。

農業未経験からのスタート 梨について学んだ日々

私は農業の経験がなかったので、最初は義父の作業を見ながら教えてもらったり、鎌ヶ谷の梨業組合の研究部で梨の栽培について勉強しました。33歳になるまで農業未経験の私は、知識の習得が不可欠だったのです。
研究部では、それぞれの農家でやっている栽培方法について、また、鎌ヶ谷以外の産地のことなど、色々な方から様々なことを教わりました。

はじめた頃は、できた梨に大きな差が…

義父は10年ほど前に亡くなりましたが、近所でも評判の梨づくりの名人で、とても優しい人でした。
当時、私が研究部で新しく学んだことを試してみたいと相談すると「試していいよ」と、5つある梨畑のうち、3つの畑を私に任せてくれました。
当初は、義父の畑で採れた梨と比べると、私の作った梨は一目瞭然、すぐに分かるくらい、色や形に大きな差があったことを思い出します。

本格的に直売を始め新しい販路も開拓!

親の代は主に市場に出荷しており、直売はほぼしていなかったので私が本格的に直売を始めました。現在は約6割が直売。あとの4割は主に県内外、十数店舗のイトイーヨーカドーにギフト用として出荷しています。
直売所は、鎌ヶ谷市内や近隣の方のご利用が多いのですが、ギフトで送った梨のチラシを見て、東京、埼玉、茨城などからも来店し、お買い求めくださる方も。とても嬉しいことですね!

土のこだわりが品質につながる

ヨスケ園では、牛糞や糠など、独自でブレンドした堆肥で梨を育てています。
土に関しては、毎年、土壌診断も欠かすことはありません。数値で結果が出れば間違いがないので、その結果を見て肥料を加減するなど工夫をしてします。だからこそ、うちの梨は安定した品質が保てているのだと思っています。

新しい品種を鎌ヶ谷のブランドにしたい

お客さまには、8月初旬に出荷する幸水が一番好まれますが、私は9月にも梨の需要が多くなるような品種を直売で扱いたいな、と考えていました。
そんな中、鎌ヶ谷の田中茂さんが研究して開発した品種「秋のほほえみ」と出会いました。今後は、「秋麗」「かおり」「あきづき」とともに、「秋のほほえみ」を9月から販売していきます。
鎌ヶ谷市でも今後、「秋のほほえみ」の生産を増やして、これからの鎌ヶ谷ブランドにしたいと考えています。

結果はお客さまの生の声があってこそ

梨の直売シーズンは8月~10月。お客さまが「おいしい!」と言ってくださる数が多いほど、今年の梨は出来が良かった、とシーズンが終わった時に思うことです。そういった評価を直接お客さまから聞けることが一番ありがたい、直売の魅力ですよね。
今後は、今以上にもっと直売率を高めていきます。味には自信があるので、ヨスケ園のおいしい梨をどうぞ召し上がってください!

住所   
千葉県鎌ケ谷市中沢714-2
電話番号 
047-444-3561
営業期間 
8月~10月
営業時間 
10:00~18:00
休業   
シーズン中は無休
written by 中村麻子

千葉県在住。前職はメーカーや人材会社でマーケティング、プロモーション部門の仕事に従事。
2011年からフリーランスに転向しwebマーケティング、webディレクション、webライティングなどを手がける。
2017年、知人の農家を手伝ったことがきっかけで農業の魅力に取りつかれる。
今までの自分の経験を活かして無限の可能性がある農業のお手伝いをしていきたい。

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