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#29

トマト一筋40年!受け継がれる「直売所のトマト」を知ってもらいたい

とまとのソメヤ|千葉県印西市
染谷 将洋 さん

実家では、40年間トマト農家をしていました。当時サラリーマンだった私は、昼夜ない激務の毎日で、このままこの仕事で良いのか、という気持ちがありましたが、次男ということもあり、正直、農家を継ぐとは考えていませんでした。
でもある日、妻の友人夫婦が脱サラをしてゼロから農業を始めるという話を聞き、その考えが変わっていきました。自分の実家は農家だし、ハウスや器具だってある。しかも、まだ親から教えてもらえるという恵まれた環境があるのに、誰も目を向けないのはもったいないなと。ちょうど3年位前は、農業回帰、地方への移住や、農業に対する関心が少しずつ高まっていた時期でもありました。
技術は親から継承し、売り方については、サラリーマン時代の経験を活かせるし、近隣の人口も増え始めているという立地条件を考えても、これはビジネスチャンスなのかもしれないと気が付いたのです。
こうして、とても勇気が要りましたが、会社を辞めて就農する決心をしました。

本当に美味しいと感じるトマトとは

以前、私はトマト農家の息子でありながら、トマトなんてどこで買っても同じだと思っていました。でも、実家でトマトを食べて、スーパーの物とは違い「本当に美味しい」と感動した時のことをよく覚えています。
トマトは夏野菜だと思われがちですが、実は、昼夜の寒暖差が大きくなる冬から春がいちばん美味しいんですよ!
美味しいトマトは、ヘタ付近に濃い緑色(グリーンベース)がしっかりと出ています。こういうトマトは、糖度が高く旨味もあるので、「本当に美味しい」と感じてもらえると思います。

安定して美味しいトマトを作り続けていくために

以前、お客さんに、「染谷さんちのトマトを食べたら、他じゃ食べられないよ!」と、とても嬉しい言葉をいただいたことがあります。何十年も来てくれている常連の方が高齢になり、今はその子供たちが買いに来てくれている。こうして、親から子へと世代をつないでいただいていることは、本当に嬉しく思っています!

お客さんは毎年、わざわざトマトを買いに来てくれるのに、「今年は大して美味しくなかったな。」と思われるのはとてもショックなことだし、心から申し訳なく思います。そのような事がないように、高糖度のトマトを安定して作り続けるためには、まず自分たちの技術を磨いていくことが一番だと思っています。
また、同じ品種でも、作り方によっては味も大きさも、全く違うトマトができます。そこが作り手の腕の見せどころと言うか、手腕が試されるところなので、試行錯誤しながらトマトと向き合っていきたいです。

直売所に来る楽しみを伝えたい

お客さんによって、トマトの用途は様々なので、しっかりお話を伺い、用途に合わせて提案することを日々心掛けています。
直売所では、サンロードとフルティカを販売しています。正規品の他に、訳あり品にも用途に合わせて、いくつかランクがあるんですよ、実は。
このように、直売所でしか買えないものと出会えることを直売所に来る楽しみの一つにしていただけたらいいなと思っています。また、ここで何か新しい発見があり、「直売所まで来た甲斐があったな。」と思ってもらえるような場所にしていきたいです。
ぜひ一度「とまとのソメヤ」にお越しください!

住所   
千葉県印西市岩戸1034-8
電話番号 
09087461685
営業時間 
10:00~16:00 (詳細はホームページをご確認ください。)
休業   
定休日:木曜
備考   
【出荷先】
カスミ(原山店、西の原店)
マルエツ(滝野フォレストモール店)
NPO法人 しづの里(月曜、水曜)
written by 小市 亜紀子

チョクバイ!オフィシャルサポーター
野菜ソムリエプロ/冷凍生活アドバイザー/ 食生活アドバイザー2級/栄養士/調理師

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